桃田賢斗 冷や汗発進「正直ヤバイと…」 SNSに対戦相手情報

桃田賢斗 冷や汗発進「正直ヤバイと…」 SNSに対戦相手情報

 ◇バドミントン全日本総合選手権第2日(2019年11月27日 東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館)

 本戦がスタートし、男子シングルス1回戦では世界ランキング1位の桃田賢斗(NTT東日本)が藤井湧也(宇部興産)を2―0(21―14、21―6)で下し、2年連続3度目の頂点へ発進した。

 わずか32分の横綱相撲だったが、実は冷や汗をかいていた。試合前、桃田はふとツイッターを確認。対戦相手の藤井が今年の社会人S/Jリーグ2の新人選手賞を獲得していたことが拡散されており、「正直、ヤバイと思った。構えていた」と苦笑い。伸び盛りの選手に第1ゲームで苦戦した。

 「初戦は何回やっても緊張する。第1ゲームを取って、しっかり自分のプレーが出せた」。序盤はミスもあったが、時間の経過とともに安定。四隅にシャトルを散らし、要所でスマッシュをさく裂させた。「この試合(大会)、獲りにきている。勝ちにこだわりたい」。優勝候補筆頭が、2回戦に駒を進めた。