桃田、映像判定に苦言「長すぎる」

引用元:スポーツ報知
桃田、映像判定に苦言「長すぎる」

◆バドミントン 全日本総合選手権 第4日(29日、東京・駒沢体育館)

 男子シングルス世界ランク1位の桃田賢斗(25)が映像による判定に苦言を呈した。準々決勝で同じNTT東日本所属で富岡第一中、富岡高出身の2歳下の後輩、古賀穂(みのる、23)を21―13、21―13で退けた。

 第2ゲーム終盤に2度、映像による判定「チャレンジ」が行われた。判定結果は「仕方ない」と受け止めているが、苦言の対象は審議時間の長さ。「3分以上かかった。足がだるくなった。体が固まってしまい、いきなり動くと肉離れしたりけがする可能性もある」と指摘。試合の流れを損ねる長さで「あそこまで長いと試合開始時点に戻されてしまう。点差が開いた後半だったからいいけど18―18とかで、そこで負けたらやりきれない」。判定結果を示す映像ではショットの着地点が全く違うところに表示され、場内の観客の失笑を買った。「だったらつけない方がいい。場所と時間はしっかりしてほしい」とまで言い切った。

 映像による判定は駒沢体育館で行われるようになった17年度から採用され今回が3大会目。国際大会では30秒程度で結果が表示されるという。 報知新聞社