バドミントンあす準決勝でタカマツvsナガマツ

引用元:スポーツ報知
バドミントンあす準決勝でタカマツvsナガマツ

◆バドミントン 全日本総合選手権 第4日(29日、東京・駒沢体育館)

 女子ダブルス準々決勝で世界選手権2連覇中の永原和可那(23)、松本麻佑(24)=北都銀行=組と、16年リオデジャネイロ五輪金メダルの高橋礼華(29)松友美佐紀(27)=日本ユニシス=組が順当に勝ち上がり、30日の準決勝で対戦することが決まった。

 世界ランク3位の“ナガマツ”は、しぶといレシーブで食い下がる栗原文音、篠谷菜留組(日本ユニシス)を、自慢の強打で打ち破った。国際大会では日本人対決が8月の世界選手権以降なく、徐々に慣れながら大会が進んでいる。永原は「全日本総合は準決勝以上にいけていない。かける思いは大きい」と力を込めた。松本も「気持ちを切らさずやっていきたい」と話した。

 世界ランク4位の“タカマツ”は後輩ペアの星千智、松田蒼(日本ユニシス)をストレートで退けた。第1ゲームは競った展開にも松友は「先週(韓国マスターズ)でもそうだったし」と気にしなかった。

 各国の世界ランク上位2組のみが東京五輪への出場権をつかめる。今大会の結果は出場争いに反映されないが、現状で日本勢3番手のタカマツが力を示すチャンスではある。高橋は「(ナガマツは)背が大きいし自分たちより優れている。レシーブで我慢して工夫すればチャンスはある」と、守りから勝機を見いだす。 報知新聞社