山口茜が準決勝敗退で3連覇ならず「相手にいい形でやられてしまった」

引用元:スポーツ報知
山口茜が準決勝敗退で3連覇ならず「相手にいい形でやられてしまった」

◆バドミントン 全日本総合選手権 第5日(30日、東京・駒沢体育館)

 女子シングルス準決勝で、3連覇を目指す山口茜(22)=再春館製薬所=は、2年ぶり4強の大堀彩(23)=トナミ運輸=に21―11、18―21、18―21で敗れた。

 3連覇を目指す女王が準決勝で散った。「負けてしまって残念」。山口は第1ゲームを大差で奪うも、第2ゲームを落とし、「1ゲームを取った後も大堀さんは慌てず、相手にいい形でやられてしまった」。第3ゲームはネット際に落とす球を有効に織り交ぜ得点を先行させたが、16―13から7連続失点し、フルゲームの熱戦に敗れた。試合後は「守備からつなげたいところで取れない球が多かった。勝てた試合ではあった。内容としては満足するのは難しい」と悔しさがにじんだ。

 今後は年間成績上位によるツアーファイナル(12月、中国・広州)も控える。「足りないところが多く見つかった。納得のプレーができるようにがんばりたい」と前を見据えた。 報知新聞社