奥原希望 4年ぶりV王手「タイトルにこだわってやってきた」

奥原希望 4年ぶりV王手「タイトルにこだわってやってきた」

 ◇バドミントン全日本総合第5日(2019年11月30日 東京・駒沢体育館)

 女子シングルス準決勝では世界ランキング3位の奥原希望(24=太陽ホールディングス)が同14位の高橋沙也加(27=日本ユニシス)に2―1(14―21、21―13、21―11)で逆転勝利。4年ぶり3度目の頂点に王手をかけた。

 第1ゲームを先取される展開に、奥原は「ずっと相手のペースだった。苦しい展開だった」と振り返る。高橋は日本ユニシス時代に切磋琢磨(せっさたくま)してきた存在だけに、「沙也加先輩も全力で向かってきてくれた」と敬意を込めてフルパワーで戦った。

 決勝は大堀彩(23=トナミ運輸)と対決。奥原は「先輩方が歴史を築いた大会。大事にしたい」と語り、「タイトルにこだわってやってきた」と自信を見せた。