ナガマツ、鬼門に屈す…韓国ペアに敗れて1勝1敗 決勝Tには第3戦白星が必須

引用元:スポーツ報知
ナガマツ、鬼門に屈す…韓国ペアに敗れて1勝1敗 決勝Tには第3戦白星が必須

◆バドミントン ワールドツアーファイナル 第2日(12日、中国・広州)

 1次リーグ第2戦が行われ、女子ダブルスで世界ランク3位の永原和可那、松本麻佑(北都銀行)組は、同5位の李紹希、申昇サン(韓国)組に1―2で敗れ、1勝1敗となった。

【写真】試合中のナガマツ

 第1ゲームは終始優勢に進め、21―13で先取。第2ゲームも中盤までは順調に得点を重ねたが、15―14から永原がアウトと判断した返球が風の影響でインになる不運。流れを渡して16―21で奪われ、最終ゲームも劣勢を跳ね返せなかった。永原は「アウトだと思ったけど、(コートの)内側に入ってきた。あの1本で流れが変わってしまった」と悔やんだ。

 今夏の世界選手権で2連覇を達成したナガマツだが、韓国勢は“鬼門”。今季の国際大会で4勝11敗と大きく負け越している。松本は「韓国ペアは、1ゲーム目にできなかったことに対して、作戦を変えてくるのがうまい」と、ゲーム中での修正能力の高さを挙げた。世界選手権で2連覇中には、一度も韓国勢と当たっていない。東京五輪の頂点に向けて存在感を増すライバルを、避けては通れない。

 今大会1次リーグは1勝1敗。準決勝進出へは、第3戦の金昭映、孔熈容(韓国)に勝つことが絶対条件となった。再び立ちはだかる鬼門へ、永原は「勝った方が決勝トーナメントに行ける。持っている力をぶつけられるようにしたい」と思いを込めた。 報知新聞社