桃田賢斗、4年ぶりファイナル制覇で今季国際大会V11「自分でもよくやったな」

引用元:スポーツ報知
桃田賢斗、4年ぶりファイナル制覇で今季国際大会V11「自分でもよくやったな」

◆バドミントン ワールドツアーファイナル 最終日(15日、中国・広州)

 男子シングルス決勝で、世界ランク1位の桃田賢斗(NTT東日本)は、同8位のアンソニーシニスカ・ギンティン(インドネシア)に17―21、21―17、21―14で勝利し、前身のスーパーシリーズファイナル以来、4年ぶりの優勝を飾った。

 スピードにネット際の精度も高い相手に序盤はペースを握られたが、粘り強く対抗。最終ゲームも5―12から7連続ポイントで追いつく気迫を示し「強い気持ちで制すことができた。(最終ゲームで)疲れているのか、勝ちを急いでいるのか、相手の変化が見えて冷静につないでラリーしようと思った。粘り勝ちができたので、そこの冷静な判断は良かった」と自賛した。

 今季は国際大会11度目の優勝。東京五輪切符も確実にしており、来夏の頂点へ充実のシーズンを送った。「海外や国内のトーナメント、地方の遠征とかすごい疲れたけど、自分でもよくやったなと思う。今年は納得いく成績を残せたけど、この結果に満足しないでもっともっと上を目指していきたい」と向上心は尽きなかった。 報知新聞社