バドミントン世界1位の桃田賢斗、マレーシアでの交通事故で全身打撲と唇を縫う怪我。運転手は死亡

引用元:THE DIGEST
バドミントン世界1位の桃田賢斗、マレーシアでの交通事故で全身打撲と唇を縫う怪我。運転手は死亡

 1月13日、男子バドミントンシングルス世界ランク1位の桃田賢斗らが遠征先のマレーシアで交通事故に遭い、病院に搬送された。桃田は12日にクアラルンプールで行なわれたマレーシア・マスターズで優勝したばかりだった。

【画像】桃田賢斗らが負傷した交通事故の現場写真、病院のベッドでの写真

 地元メディアによると、桃田らが乗ったワゴン車は、宿泊先のホテルからクアラルンプール国際空港に移動していた際、高速道路で大型トラックに追突。この事故で車を運転していたマレーシア人の男性が死亡したほか、同乗していた桃田や日本人コーチとスタッフ、イギリス人選手の4人が病院に搬送されたという。日本バドミントン協会は桃田が全身打撲と唇付近を縫う怪我、眉間部に裂傷を負ったと発表した。

 シンガポールのメディアが公開した事故現場の写真を見ると、トラックに追突したワゴン車の前方は潰れており、桃田の乗っていた後方は無傷なことが確認できる。

 14日から出場予定だった大会は、すでに欠場が発表されている。桃田は昨年の世界選手権で2連覇を達成。昨年秋から世界ランク1位を維持しており、東京五輪も金メダルの有力候補とされている。

構成●THE DIGEST編集部