引用元:スポーツ報知
日本バドミントン協会の銭谷欽治専務理事が14日、都内で会見し、マレーシア遠征中に交通事故に遭った桃田賢斗(25)=NTT東日本=の経過を説明した。
【写真】事故で負傷し、病院でマレーシア首相夫人から見舞いを受ける桃田
冒頭で事故で亡くなった現地ドライバーの冥福を祈ると同時に、「大事故にかかわらず(桃田を含む日本人に)命に別状なかったことが、正直に奇跡」と述べた。
桃田の最終的な診断は「顔面3か所の裂傷と全身打撲」と明かされ、一部報道にあったような「鼻、ほお、あごの骨折はなかった」と説明。裂傷は「1週間やその程度で回復するのでは」と見通しを語った。
現地の医師の許可を得て、桃田らは15日に帰国の予定。帰国後は精密検査を受けさせると同時に、心のケアも十分に行う構え。本人、所属先と慎重に話した上で、練習再開の予定などを決めていくが、3月の全英オープンが復帰戦の候補になる。
桃田は、12日まで行われたマレーシア・マスターズで優勝。日本へ戻る途中の13日早朝に、乗っていたワゴン車が大型トラックに追突する事故を起こしていた。 報知新聞社