桃田賢斗がマスク姿帰国　眉間に傷も足取りしっかり

13日にマレシーアで交通事故に遭い、顔面3カ所裂傷と全身打撲のけがを負った、バドミントン男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗（25＝NTT東日本）が15日夕方、首都クアラルンプールから成田空港に帰国した。

【アップ写真】桃田の眉間の傷あと

マレーシアでの出国時と同様に大きなマスクで顔を隠した桃田は、リュックを背負い、しっかりした足取りで出迎えたファンや報道陣の前を無言で歩いた。目深にかぶった帽子の下、その顔の眉間には大きな傷があった。関係者と握手をかわすなど、体調に問題はなさそうだった。

今後はしばらく休養し、3月に行われる全英オープン（10日開幕、バーミンガム）での復帰を目指す。

桃田は20年初戦となったマレーシアマスターズで優勝した後、足のケガのため次戦のインドネシアマスターズ（14日開幕）を欠場。13日午前に帰国のため、空港に向かう途中で事故に遭い、病院に搬送された。