パラ目標「金20個」 国枝慎吾「予想以上のプレーで金」

引用元:スポーツ報知

 東京パラリンピック開幕(8月25日)まであと200日となった7日、日本パラリンピック委員会(JPC)が都内で会見。金メダル獲得の目標を20個にすると発表した。高橋秀文JPC副委員長は「高い目標ではあるが、世界7位の金メダル獲得数を目指していきたい。日本全体でチャレンジしたい」と語った。

 会見には車いすテニスの全豪オープン男子シングルスで2年ぶり10度目の優勝を飾った国枝慎吾(35)=ユニクロ=も参加。パラリンピックは2004年アテネでダブルス、08、12年にシングルスを連覇している国枝は「パラリンピックイヤーの最初のグランドスラムで優勝できたのは格別。皆さんの予想以上のプレーで金メダルを取りたい」と意気込んだ。

 パラリンピックの金メダルは88年ソウル、04年アテネの17個が最高。前回リオは銀10、銅14個のメダルを獲得しながら、金は0だった。今大会は国枝や上地結衣(エイベックス)の車いすテニスやバドミントン女子上肢機能障害の鈴木亜弥子(七十七銀行)、競泳男子視覚障害の木村敬一(東京ガス)ら多くの選手が金メダル獲得を期待される。 報知新聞社