桃田賢斗「つらい時期乗り越えて」バド選手にメッセ

引用元:日刊スポーツ
桃田賢斗「つらい時期乗り越えて」バド選手にメッセ

バドミントン世界ランキング1位の桃田賢斗(25=NTT東日本)が、自身のSNSでバドミントンをしている子どもたちへメッセージを送った。

【写真】右から桃田賢斗、福島由紀ら

桃田は「今コロナウイルスの影響によって練習ができなくて、つらい時期だとは思いますが、ここを1つ我慢して、手洗い、うがいだったり、個人個人ができることをしっかりこなして、この時期を乗り越えて、またみんなで大好きなバドミントンができるように頑張っていきましょう」と動画でコメントした。

前日25日には、男子ダブルスの嘉村らが創設した「Badminton_PlayersRoom」で日本代表選手が、リレー形式でコメント。「私たちなら乗り越えられます(男子ダブルス渡辺)。日本の良さである人を思う優しさ、気配りで力を合わせて(女子シングルス奥原)、一緒に戦いましょう(嘉村)。自分を、そして大切な人を守るために(女子ダブルス永原)。日本は強い(混合ダブルス東野)」と5人でつなぎ、メッセージを送った。

新型コロナウイルスの影響で、3月に行われる予定だった全日本中学選手権と高校選抜大会が中止。8月までの大会のほとんどが中止か延期となっている。さらに26日、史上初となる全国高校総体(インターハイ)の中止が決定。練習場所や、出場する大会が次々となくなり、不安を抱える子どもたちに、世界で活躍するトップアスリートたちが励ましの言葉を送った。

現在、日本代表選手が出場する国際大会は3月の全英オープン以降中止となっている。当初の予定なら、東京オリンピック(五輪)出場をかけた選考レースは間もなく終了し、4月28日の世界ランキングで代表が決定するはずでだった。しかし全英OP以降同ランキングが凍結中となっており、世界バドミントン連盟(BWF)が協議を続けている。