米の五輪競技団体、70%超が経済支援要請…12・8億円を支給

 【ニューヨーク=福井浩介】新型コロナウイルスの感染拡大を受け、米国五輪競技団体の70%超が政府の経済支援を求めたと8日、AP通信が報じた。申請が認められた金額は計約1200万ドル(約12億7800万円)に上るという。

 バドミントンやバスケットボールなど国内44団体を調査し、回答した36団体のうち32団体が雇用維持を目的とした緊急融資を申請したと答えた。AP通信の試算では、大会の中止や会費の減少などが要因で、五輪競技団体は計1億2100万ドル以上の損失が見込まれている。