ナガマツ 難敵下し女子複4強入り、昨年まで未勝利相手にストレート白星

 ◇バドミントン 全日本総合第4日(2019年11月29日 東京・駒沢体育館)

 女子ダブルス準々決勝が行われ、世界ランク3位の永原和可那(23)、松本麻佑(24)組(北都銀行)が、栗原文音、篠谷菜留組(日本ユニシス)に2―0(21―15、21―16)に勝利し、準決勝進出を決めた。

 今まで未勝利だったペアから、初の白星を勝ち取った。ともに身長1メートル70を越え、高打点から繰り出される多彩なショットで最大5連続得点と見せ場を作るが、相手も食らいついた。一進一退のラリーの応酬を制し、ストレートで下した。永原は「挑戦するつもりで挑んだので、しっかり勝てて良かった」と安どの表情を浮かべた。

 準決勝では、世界ランク4位の“タカマツ”こと高橋礼華(29)、松友美佐紀(27)組(日本ユニシス)と対戦する。松本は「自分たちの力を最大限発揮できるように頑張りたい」と意気込んだ。