決勝は桃田賢斗VS西本拳太 男子シングルス2年連続で同級生対決

決勝は桃田賢斗VS西本拳太 男子シングルス2年連続で同級生対決

 ◇バドミントン全日本総合第5日(2019年11月30日 東京・駒沢体育館)

 男子シングルス準決勝では世界ランキング1位の桃田賢斗(25=NTT東日本)が坂井一将(29=金沢学院ク)を2―0(21―11、21―12)で退け、2連覇へ王手をかけた。もう1カードは西本拳太(25)が常山幹太(23)とのトナミ運輸対決を2―1(16―21、21―17、24―22)で制し、4年連続で決勝に駒を進めた。

 桃田と西本。ともに日本代表Aの2人は、切磋琢磨(せっさたくま)してきた同級生でもある。代表合宿中は同部屋が多い。国際大会では通算4度の対戦で桃田が3勝1敗。昨年の全日本総合の決勝では桃田が2―1で勝利している。

 桃田は「あと1試合、勝ちきりたい」と静かに闘志を高め、西本は「ここで喜ぶと明日に影響が出る。手の内は分かっている。気持ちで引くことなく挑戦して、勝ちにいきたい」とライバル心をあらわにした。