ナガマツ、ワールドツアーファイナル初Vへ「日本同士で決勝を」

引用元:スポーツ報知
ナガマツ、ワールドツアーファイナル初Vへ「日本同士で決勝を」

 バドミントンのツアー年間成績上位と世界選手権王者によるワールドツアーファイナル(11日開幕、中国・広州)に参戦する日本代表が9日、羽田空港から出発。18、19年世界選手権2連覇の永原和可那(23)、松本麻佑(24)組=ともに北都銀行=は初優勝を狙う。

 今年を締めくくる大一番に、松本は「しっかり優勝目指して頑張っていきたい」。永原は「日本からは2つしか出られない。日本同士で決勝をできるように頑張りたい」と、世界ランク2位の福島由紀(26)、広田彩花(25)組=アメリカンベイプ岐阜=との決戦を熱望した。

 女子ダブルスは世界ランク2~4位を日本ペアが占め、五輪代表2枠をし烈に争っている。同3位で五輪レースにポイントで2番手につけるナガマツは、1か国最大2組の制限により出場できない3番手の高橋礼華(29)、松友美佐紀(27)組=日本ユニシス=に差をつけるチャンス。全日本総合を制した日本のエースが、世界選手権に次いでポイント設定が高い年内の大一番で、リオ五輪女王を突き放す。

 今大会は11日から総当たりの1次リーグが行われ、成績上位が決勝トーナメントに進出。各種目の決勝は、15日に行われる。

代表選手は以下の通り。

▽男子シングルス

桃田賢斗(25)=NTT東日本=

▽女子シングルス

奥原希望(24)=太陽ホールディングス=

山口茜(22)=再春館製薬所=

▽男子ダブルス

園田啓悟(29)、嘉村健士(29)=ともにトナミ運輸=

遠藤大由(32)、渡辺勇大(22)=ともに日本ユニシス=

▽女子ダブルス

福島由紀(26)、廣田彩花(25)=ともにアメリカンベイプ岐阜=

永原和可那(23)、松本麻佑(24)=ともに北都銀行=

▽混合ダブルス

渡辺 勇大、東野 有紗(23)=ともに日本ユニシス= 報知新聞社