桃田選手、日本へ出発 協会長「容体落ち着いている」

 マレーシアで交通事故に遭ったバドミントンの桃田賢斗選手は15日午前、マレーシアのクアラルンプール国際空港を出発し、日本に向けて帰国の途についた。

 数十人の地元警察官に囲まれながら搭乗口に向かった桃田選手はサングラスとマスクをつけ、終始無言だった。見送りのために同行したマレーシアのバドミントン協会の会長は「桃田選手の容体は落ち着いているが、一刻も早く帰りたいと心配していた」と桃田選手の様子を話した。

 関係者によると、桃田選手は入院していたプトラジャヤ病院を前日夜に退院し、空港近くのホテルに宿泊していた。 朝日新聞社