バド桃田、最短で2月上旬の合宿合流

引用元:産経新聞
バド桃田、最短で2月上旬の合宿合流

 遠征先のマレーシアで交通事故に巻き込まれ負傷したバドミントン男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗(NTT東日本)について、日本代表の朴(パク)柱奉(ジュボン)ヘッドコーチ(HC)と中西洋介コーチが20日、東京都内で報道陣の取材に応じ、事故の詳細を明かした。

 車に同乗していたコーチからの一報で、現場に駆け付けた中西コーチは、「桃田は放心状態だった」。出血した状態で路肩に座っており、朴HCに、「まだバドミントン大丈夫ですか」と尋ねたという。

 また、朴HCは、桃田の回復次第で、早ければ2月3日からの日本代表合宿に参加する可能性を示唆。3月中旬の全英オープン(バーミンガム)を復帰戦としたい考えで、朴HCは「本人が一番やりたいと思う。世界の有名な、歴史のある大会なので」と語った。

 関係者によると、桃田は20日、裂傷し縫合した顔面3カ所の抜糸が完了。療養も順調という。