桃田、自ら要望した会見「感謝の気持ちを伝えたかった」コロナ対策も

桃田、自ら要望した会見「感謝の気持ちを伝えたかった」コロナ対策も

 1月に遠征先のマレーシアで交通事故に巻き込まれ、2月には右目の眼窩(がんか)底骨折の手術を行ったバドミントン男子シングルス世界ランク1位の桃田賢斗(25=NTT東日本)が6日、都内でチームの練習復帰に伴う会見を開いた。交通事故後、公の場で言葉を発するのは初めて。

 会見はファンや関係者による激励やサポートに対し「自分の言葉で感謝の気持ちを伝えたかった」という桃田の要望で実現した。

 冒頭と最後は自らマイクを持って立ち「応援してくださるファンの皆さま、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします」などと語った。

 会見には報道関係者86人が出席。新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、報道陣はマスク着用のほか体温測定を義務付けられ、37.5度以上で入場が制限される措置が取られた。