【バドミントン・全英OP】奥原、フクヒロ、タカマツ、遠藤&渡辺がベスト4進出!

【バドミントン・全英OP】奥原、フクヒロ、タカマツ、遠藤&渡辺がベスト4進出!

3月13日、バドミントンのBWFワールドツアー、第110回全英オープン(イギリス・バーミンガム)は大会3日目。各種目準々決勝が行われ、日本勢は3種目でベスト4に進出した。

女子シングルスは、奥原希望(太陽ホールディングス・世界ランク4位)が準決勝へ。昨年の世界選手権決勝で負けていたインド選手を2-1で倒し、「私らしい試合が久々にできたと思います」と充実の表情を見せた。山口茜(再春館製薬所・同3位)は、リオ五輪金メダルのスペイン選手に敗れ、「守備としてはよくできていたと思いますが、ラリーが攻撃につなげられず、相手が崩れる状況を作れませんでした」と振り返った。

女子ダブルスは、福島由紀/廣田彩花(アメリカンベイプ岐阜・世界ランク3位)、高橋礼華/松友美佐紀(日本ユニシス・同7位)が準決勝へ。高橋/松友は、世界ランク1位の中国ペアとの1時間19分にわたる激闘を制した。東京五輪出場に向けて負けられない2ペアは、14日の準決勝で激突する。昨年準優勝の松本麻佑/永原和可那(北都銀行・同2位)は、中国の2番手ペアに1-2で敗れ、「もう少し我慢勝負をモノにできないと、勝つことができないのかなと思います」(永原)と課題を口にした。

男子ダブルスは、唯一勝ち残っていた遠藤大由/渡辺勇大(日本ユニシス・世界ランク6位)が、世界ランク2位のインドネシアペアにストレート勝利。東京五輪出場に向けて、着実にポイントを重ねている。 バドミントン・マガジン編集部