バド「フクヒロ」組が新設チーム『丸杉Bluvic』に移籍 『アメリカンベイプ岐阜』が経営難で

引用元:中日スポーツ
バド「フクヒロ」組が新設チーム『丸杉Bluvic』に移籍 『アメリカンベイプ岐阜』が経営難で

 バドミントン女子ダブルスで東京五輪出場を確実にしている福島由紀(27)、広田彩花(25)組が、新設チームの丸杉Bluvic(ブルビック)に移籍することが4日、オンラインでの記者会見で発表された。前所属のアメリカンベイプ岐阜が経営難となり、選手、指導者ら16人を丸杉が受け入れることとなった。

 丸杉にはすでにバドミントン部があり、新たに別チームを設ける。新設チームでは今後も岐阜県内の練習拠点を変えずに活動する。福島は「これをいいチャンスと捉えている。岐阜県でバドミントンをしっかり盛り上げていきたい」と語り、広田も「新しい環境の中で、五輪メダル獲得を目標に頑張っていきたい」と意気込んだ。

 東京五輪が1年延期となりモチベーションが下がった時期もあったという福島は、メンタル面、フィジカル面に加え、「試合がないので、試合感を保っていくことが難しいなと思った」という。初五輪となる大舞台に向け、福島は「金メダルを目標として2人で頑張っていきたい」、広田は「1年あるので、しっかり準備して土台を作って臨めたら」と気持ちを新たにした。