全英初Vフクヒロ「この大会には気持ち入れてきた」

引用元:日刊スポーツ
全英初Vフクヒロ「この大会には気持ち入れてきた」

<バドミントン:全英オープン>◇15日◇英国・バーミンガム◇女子ダブルス決勝ほか

世界ランキング3位の福島由紀(26)、広田彩花(25=アメリカンベイプ岐阜)組が同6位の杜■(王ヘンに月)、李茵暉組(中国)に2-0で勝ち、初優勝を飾った。

【写真】女子ダブルスで優勝し表彰式で笑顔の福島、広田組

福島のスマッシュが決まった瞬間、抱き合って喜んだ広田は「この大会には気持ちを入れてきた。2人で優勝できてうれしい」と振り返った。2回戦以外はすべてストレート勝ち。スピード感あふれるコンビネーションと粘り強さで頂点にたどり着いた。苦手だった大きな大会での決勝。昨年まで3年連続準V。昨年末の全日本総合でも決勝で敗れた。取りたいタイトルを勝ち切る強さが足りなかった。所属チームの今井監督は、以前から「金メダルを取るには優勝回数が少ない。勝ち方を覚えないといけない。韓国に勝ったり中国に勝ったり、それを何回繰り返すか」と語っていた。

4月末からのオリンピック(五輪)選考レースでは日本人トップを独走する。今大会を含め、この期間の国際大会個人戦は16戦中優勝4回、準優勝1回、4強5回。五輪選考レースのポイントに加算される上位10大会はすべて4強以上という、安定した強さで勝ち上がってきた。ビックタイトルを手に入れた。

※■(王ヘンに月)