奥原、頂点への壁痛感 バドミントンファイナル

引用元:時事通信

 奥原は1次リーグで競り勝った戴資穎に敗れ、昨年に続く決勝進出を逃した。前回の対戦と違って、ネット前に沈めるショットを多用してきた相手に対し「どこで仕掛けたらいいか迷い、簡単なミスになってしまった」。第1ゲーム前半にリードしながら流れを手放し、その後もラリーで後手の展開が多かった。

 プロ活動を始めた今季。年間を通じて成績が安定し、世界ランキング1位の座にも初めて就いたが、ツアーでの優勝はなし。リオデジャネイロ五輪銅メダリストは「今のこの結果が現状。3番手かなと思う」と満足していない。「2020年に入って、どうはい上がっていくか。3月の全英オープンで勝負できるようにしたい」と頂点への再挑戦を期した。