引用元：日刊スポーツ
日本バドミントン協会は3月31日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、4月12日～19日に都内で行う予定だった日本代表合宿を中止すると発表した。
【写真】復帰会見で笑顔を見せる桃田賢斗
同合宿では、1月にマレーシアで交通事故に巻き込まれ、2月に右眼窩（がんか）底骨折の手術を受けた、男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗（25＝NTT東日本）が合流する予定だった。
桃田は2月8日に手術を受けた後、実家のある香川で静養を続け、同29日からチームの練習に参加。5月以降の実戦復帰を目指し、調整を続けていた。日本代表朴監督も「状態が良ければ参加できると思う」と話し、桃田が4月の日本代表合宿に合流することを期待していたが、合宿そのものが中止となった。桃田の状況については日本代表の中西コーチがチームを訪れるなどして確認しているという。
3月中旬の全英オープン以降、バドミントンの国際大会は中止が続いている。東京五輪の出場枠については4月28日付世界ランクに基づいて各国・地域に分配される予定だった。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大で大会中止が相次いでいることから、世界バドミントン連盟（BWF）は世界ランクについて3月17日付で留め置き、延期となった五輪の出場枠については再検討するとしている。【松熊洋介】