バドミントン東京五輪の出場選考、来年1月から17週間のポイント加算

 【ロンドン=岡田浩幸】世界バドミントン連盟は27日、来年に延期された東京五輪の出場選考について新たな規定を発表した。従来の選考期間だった昨年から今年4月末まで1年間の大会で各選手が獲得した選考基準となるポイントはそのまま維持した上で、2021年1月から17週間のうちに行われる選考対象の大会で得たポイントを加算する。

 新型コロナウイルスの影響で今年3月以降はツアーが中断し、ポイント獲得の対象だった複数の大会が中止や延期となっていた。日本勢は男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)、女子シングルスの奥原希望(太陽ホールディングス)らが中断前の時点で五輪出場を確実にしている。