桃田賢斗苦笑い、判定まで3分かかるチャレンジ制度

引用元:日刊スポーツ
桃田賢斗苦笑い、判定まで3分かかるチャレンジ制度

<バドミントン:全日本総合選手権>◇第4日◇29日◇東京・駒沢体育館◇男子シングルス準々決勝ほか

世界ランキング3位の奥原希望(24=太陽ホールディングス)が大家夏稀(21=NTT東日本)を21-11、21-13のストレートで下し、準決勝に進出した。男子シングルス同1位の桃田賢斗(25=NTT東日本)は所属先の後輩・古賀穂(23)を2-0で破った。男子シングルスは西本、常山、女子ダブルスは福島、広田組や永原、松本組、男子ダブルスの園田、嘉村組など日本代表のランキング上位選手も順当に勝ち上がった。

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準々決勝から第1コートのみでビデオ判定によるチャレンジ制度が導入され桃田賢斗やナガマツペアらが要求したが、判定までに3分以上かかり、さらに表示されたシャトルの場所も違っていた。これには桃田も苦笑い。「判定は仕方ないけど、遅いと体が固まってしまう」。松本は「流れが悪くなることもある」と話すなど、選手からは不安の声が上がった。関係者によると昨年までは文字だけだったが、今年からシャトルの位置表示を始めたことで遅くなった可能性があるという。