混合ダブルスのエース渡辺、東野組が3連覇へ王手「内容も充実させたゲームを心がけたい」

引用元:スポーツ報知
混合ダブルスのエース渡辺、東野組が3連覇へ王手「内容も充実させたゲームを心がけたい」

◆バドミントン 全日本総合選手権 第5日(30日、東京・駒沢体育館)

 混合ダブルス準決勝で、3連覇を目指す渡辺勇大、東野有紗(日本ユニシス)組が、緑川大輝(早大)、斎藤夏(ACT SAIKYO)組に21―15、21―13で快勝し、決勝に進んだ。

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 渡辺が強打とカットを織り交ぜてリズムを作り、東野の巧みなネットプレーもさえた。快進撃を続けてきた若手ペアを相手に、世界ランキング3位の貫禄を示し、渡辺は「いい形で試合を進められた。内容が良かった」。東野も「2ゲーム目は競り合いになって、『流れがくるから我慢しよう。前に出よう』と(2人で)話し合って抜け出せたのが良かった」と満足げだ。

 年間成績上位によるツアーファイナル(12月、中国・広州)の出場も決定しており、着々と混合複のトップペアとして階段を上っている。渡辺は「勝ちにこだわったゲーム、内容も充実させたゲームにできるように心がけて、気持ちを新たに戦いたい」。東野は「持ち味であるコンビネーションとスピードの速さを出して、3連覇を目指して頑張りたい」と、弾みの日本タイトルへ照準を合わせた。 報知新聞社