4・28付世界ランクで東京五輪の出場枠決定 バドミントン

4・28付世界ランクで東京五輪の出場枠決定 バドミントン

 バドミントンの東京五輪出場枠は世界連盟が発表する4月28日付の世界ランキングに基づいて決まる。ポイント対象となる大会は2019年4月29日から20年4月26日までの国際大会で高ポイントを獲得した10大会の合計で決まり、世界選手権優勝で1万3000点、ワールドツアーで格付けの高い全英オープンなどを制覇すれば1万2000点が得られる。

【写真】バドミントン女子の山口

 各国・地域の出場枠は各種目最大「2」。最大枠を得るにはシングルスで世界ランキング16位以内に2人が入る必要がある。日本勢は出場枠を取った選手が五輪に出場する。

 女子シングルスの現在の世界ランキングで山口茜は3位で、4位に奥原希望(太陽ホールディングス)が続き、高橋沙也加(日本ユニシス)が11位につける。男子は1位の桃田賢斗(NTT東日本)の出場が確定。10位の常山幹太(トナミ運輸)、13位の西本拳太(同)が2枠目を争う。

 最大枠を得るためには世界ランキング8位以内に2組が入る必要があるダブルスは、女子で2位に永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)、3位に福島由紀、広田彩花組(アメリカンベイプ岐阜)が入り、リオデジャネイロ五輪金メダルの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)は7位と苦境に立たされている。 西日本スポーツ