異色の経歴持つBC・神奈川の杉浦が初先発 2回3失点、最速143キロでアピールならず 

異色の経歴持つBC・神奈川の杉浦が初先発 2回3失点、最速143キロでアピールならず 

 ◇ルートインBCリーグ 神奈川―埼玉(2020年7月24日 鴻巣フラワー)

 高校時代はバドミントン部、大学時代は草野球チームに所属という異色の経歴を持つルートインBCリーグ・神奈川の杉浦健二郎投手(22)が24日、鴻巣市内で行われた埼玉戦で初先発し、2回を投げ、4安打5四死球で3失点。最速は143キロだった。

 初回に4安打を浴び、2点を献上。2回は3連続四球で招いた満塁のピンチで押し出しとなる死球を与え、追加点を許した。

 スタンドには西武、楽天、日本ハムのスカウトが視察に訪れていたが、アピール成功とはならなかった。

 日本ハムの多田野数人プロスカウトは「腕の振りが良い。クイックのタイムも1・1秒台の前半で本格的な野球経験がないとは思えないセンス。直球がややシュート回転しているのが課題だが、伸びしろは十分にあると思います」と話した。