バド代表が半年ぶり活動再開 26歳バースデーの桃田は7カ月ぶり復帰

バド代表が半年ぶり活動再開 26歳バースデーの桃田は7カ月ぶり復帰

 バドミントン日本代表の合宿が1日、東京都の味の素ナショナルトレーニングセンターで始まり、今年1月に遠征先マレーシアでの交通事故で負傷し、手術を行った男子シングルス世界ランク1位の桃田賢斗(NTT東日本)が途中離脱した2月の合宿以来7カ月ぶりに代表活動に復帰した。くしくも、この日は26歳の誕生日。歳を一つ重ね、新たなスタートを切った。

 代表活動自体も新型コロナウイルスの影響で中断しており、3月の全英オープン以来約半年ぶりの再開となる。10日まで行われる合宿は選手、スタッフにPCR検査を行い、全員の陰性が確認されるまで個別の練習を行う予定。宿舎も1人部屋となり、感染防止対策を徹底的に行う。3月から中断されているワールドツアーは10月3日開幕の国・地域別対抗戦の男子トマス杯、女子ユーバー杯(デンマーク・オーフス)から再開予定で、桃田の公式戦復帰となる可能性が高い。

 8月末での現役引退した女子ダブルスの高橋礼華さん(30)は参加せず、混合ダブルスを中心に活動する元ペアの松友美佐紀(28=日本ユニシス)も合宿に参加した。女子ダブルスの松山奈未(22=再春館製薬所)は体調不良のため合流を見送った。