リクシル、20年東京パラリンピック聖火ランナーを募集

引用元:毎日新聞
リクシル、20年東京パラリンピック聖火ランナーを募集

 2020年東京パラリンピックの聖火リレーのスポンサーで住宅設備大手のLIXIL(リクシル)は27日、聖火ランナーの募集を始めた。08年4月1日以前に生まれた人などが対象で、来年2月29日まで受け付ける。

 パラリンピックの聖火リレーは東京、埼玉、千葉、静岡の4都県35市区町で来年8月に実施され、「初めて出会う3人」が1組になって走る。ランナーが持つトーチの素材は東日本大震災の被災3県の仮設住宅で使われていた窓などのアルミ建材を溶かして活用し、リクシルが製造する。

 この日は、男子テニスの錦織圭選手(29)▽パラ陸上の佐藤圭太選手(28)▽パラバドミントンの長島理選手(40)――が東京都内であった募集発表の記者会見に参加。3人1組でのリレーについて、錦織選手は「互いに(走った後は)連絡先を交換するなど新しい輪が広がってくれればいい」、長島選手は「支え合うことのすばらしさを知ってもらいたい」と語った。

 応募はリクシルの専用サイトから。他薦も可能。聖火リレーが実施される4都県ではリクシルとは別に、12月16日~来年2月15日にランナーを募集する。【岩壁峻】