パラスポーツ賞大賞に陸上・佐藤友祈選手

 今年の国内外の障害者スポーツ大会で、優れた成績を収めた選手やチームを表彰する第4回日本パラスポーツ賞(読売新聞社制定)の選考委員会が6日、東京・大手町の読売新聞東京本社で開かれ、大賞にパラ陸上世界選手権の男子1500メートル(車いす)、400メートル(同)で2冠に輝いた佐藤友祈(ともき)選手(30)(WORLD―AC)が選出された。佐藤選手には奨励金200万円、日本パラ陸上競技連盟には同300万円が贈られる。優秀賞にはパラ競泳世界選手権男子100メートル平泳ぎ(知的障害)を世界新記録で制した山口尚秀(なおひで)選手(19)(瀬戸内温泉スイミング)、パラスキー世界選手権20キロクラシカル優勝の川除(かわよけ)大輝選手(18)(日大)、聴覚障害者テニス世界選手権金メダルの喜多美結選手(21)(関西大)の3人に決まった。

 新人賞は、バドミントン世界選手権女子シングルス(車いす)で金の里見紗李奈選手(21)(NTT都市開発)が選ばれた。