ナガマツ、初のファイナル女王ならず 中国ペアにストレート負け

 ◇バドミントン ツアーファイナル最終日(2019年12月15日 中国・広州)

 各種目の決勝が行われ、女子ダブルスでは世界ランキング3位の永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)が同1位の陳清晨、賈一凡組(中国)に0―2(14―21、10―21)で敗れ、初のファイナル制覇はならなかった。

 強打が自慢の“ナガマツ”ペアは準決勝で福島、広田組(アメリカンベイプ岐阜)との日本人対決を制しての決勝だった。中国ペアに完敗し、新たなビッグタイトルを手にすることはかなわなかったが、今大会は東京五輪選考レースの獲得ポイントが大きい。ファイナリストまで勝ち上がったことで、高橋、松友組(日本ユニシス)を含め三つどもえ状態の選考レースで前進となった。

 ツアーファイナルは8月の世界選手権優勝者と世界ツアーのポイント上位を合わせ、各種目8人(組)のみが出場する頂上決戦。優勝者の賞金は12万ドル(約1310万円)。