バドミントン日本代表、ツアー中断で帰国　「練習だけに集中を」

　バドミントンの全英オープン（バーミンガム）を終えた日本代表が１７日、羽田空港に帰国し、初優勝した女子ダブルスの福島由紀、広田彩花組（アメリカンベイプ岐阜）の福島は「いろいろな状況の中で大会が開催され、一戦一戦戦った結果が優勝につながってうれしい」と語った。

　欧州でも新型コロナウイルスの感染が拡大する中、全英オープンは最後まで開催された。日本代表は当初、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、入国制限などで大会に参加できない事態を避けるため、４月下旬のアジア選手権（マニラ）まで帰国しない予定だったが、ツアー大会が中断されたことで、急遽（きゅうきょ）、帰国した。

　今後は、各所属チームで練習し、４月１２日からの日本代表合宿で再集合する予定。。朴柱奉（パクジュボン）ヘッドコーチは「選手には、練習だけに集中できるように、コンディションをコントロールできるように、という話をした」と神妙な面持ちで語った。