奥原「心が休まりません」コロナで大会中断、世界ランク凍結…先見通せず/バドミントン

 バドミントン女子シングルス世界ランキング4位の奥原希望(25)=太陽ホールディングス=が1日、ツイッターを更新し、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中断が続く大会の開催や悪化する練習環境に対して不安を唱えた。

 「いつ試合が始まるか不明なので、練習環境が不十分な今、焦りや葛藤があります」

 東京五輪出場枠は国際大会で得たポイントに基づいて振り分けられ、最終的には28日付の世界ランクで確定する規定だった。それに沿えば、奥原は出場を確実としていたが、世界連盟は中断中のワールドツアーなどの再開が見通せないため世界ランクを一時凍結。選考の詳細が発表されるまでは今後が見通せない。「不安がある状態では心が休まりません」と胸の内を明かした。