香川からの“パス”支援の輪#つなぐ プロジェクト

引用元:日刊スポーツ
香川からの“パス”支援の輪#つなぐ プロジェクト

サッカー香川真司(サラゴサ)原口元気(ハノーバー)柴崎岳(デポルティボ)やバドミントン桃田賢斗(NTT東日本)陸上サニブラウン・ハキーム(米フロリダ大)らのマネジメント事務所UDN SPORTSは1日、新型コロナウイルス感染拡大が続く日本のため、契約アスリート75人が行動する「#つなぐ」プロジェクトを同日から開始すると発表した。第1弾として全国の学童や医療従事者、選手と縁ある地域へマスク20万枚を寄付する。

香川は、スペインで3月中旬から続く自宅待機が1カ月半を超えた中、母国のことも気にかけてきた。「こっちで医療関係者の声を聞くたびに状況は複雑で厳しいと感じていた」と話し「今度は日本の現状も見聞きし、今やれることとしてマスク(配布)を考えた。皆さんに行き渡らないかもしれないけど、少しでも力になれれば」と説明した。

今回の企画は所属アスリートがオンラインで話し合いを重ね、自主的に発案した。選手が出演する「#つなぐ」コンセプトムービーも展開。トイレットペーパーを「支援の気持ち」に見立て、選手同士をつなげ、さらに大きなつながりに広げていく様子を表現した映像だ。最後に香川が「僕から皆さんへのパス。ぜひ、つなげるようにリフティング映像を投稿して。支援の輪をつなげていきましょう」。桃田やサニブラウンは「今できることとして、手洗い、うがいをしっかりしましょう」と呼び掛けた。

マスクのほかにメッセージ入りレターも届け、選手の激励コメントも随時配信する。ゴールデンウイーク期間中には、日替わりオンラインイベントも開催。原口のYouTube LIVEトークセッション(3日午後5時)や桃田のインスタライブ(5日午後7時)などが予定されている。