女子バドのフクヒロら16人が移籍 前所属チームは解散

女子バドのフクヒロら16人が移籍 前所属チームは解散

 バドミントン女子ダブルスで世界ランキング2位の福島由紀、広田彩花組は4日、オンラインで記者会見を開き、所属先のアメリカンベイプ岐阜から同じ岐阜県内の丸杉が作る新チーム「丸杉Bluvic」(ブルビック)に移籍すると発表した。アメリカンベイプ岐阜で社長を務めていた今井彰宏監督ら16人の選手、スタッフも全員新チームに移籍。アメリカンベイプ岐阜は解散する。

【写真】オンライン会見を開いた福島(右)、広田組

 岐阜県バドミントン協会の会長も務める丸杉の杉山忠国社長によると、アメリカンベイプ岐阜は経営破綻(はたん)状態だった。給料も支払われない状態が続いており、4月の連休前に今井彰宏監督らに「なんとかしてほしい」と頼まれたという。

 丸杉はすでにSJリーグに所属する実業団チームを持っているが、今井監督と福島、広田組らはこのチームとは別で活動していく。契約期間は東京五輪後の2021年12月まで。 朝日新聞社