福島、広田が丸杉の新チームへ 今井監督ら16人で移籍―バドミントン

引用元:時事通信

 バドミントン日本代表で女子ダブルス世界ランキング2位の福島由紀と広田彩花が4日、アメリカンベイプ岐阜から岐阜市を拠点とする丸杉Bluvic(ブルビック)への移籍を明らかにした。福島はオンラインで記者会見し、「入社をいいチャンスと捉え、東京五輪でメダルを獲得できるように再スタートする」と抱負を語り、広田も「新たな気持ちで頑張りたい」と誓った。

 丸杉の杉山忠国社長によると、アメリカンベイプ岐阜の経営が行き詰まったことを受け、今井彰宏監督をはじめ、コーチ、選手ら計16人を受け入れた。丸杉が既に持つチームとは別のチームを設立して活動する。

 福島、広田組は世界選手権3年連続銀メダルで、3月の全英オープンで初優勝。出場権獲得をほぼ確実にしている東京五輪の代表争いは来年1月に再開予定で、福島は「レースはまだ少しあるので、しっかりやっていきたい」と話した。