フクヒロ新チームのリーグ参入は未承諾

引用元:スポーツ報知
フクヒロ新チームのリーグ参入は未承諾

 バドミントンのS/Jリーグ委員会が、女子ダブルス日本代表の福島由紀(27)、広田彩花(25)組らが加入する新設チーム、「丸杉Bluvic」のリーグ1部への参加について、リーグ所属チームに対し「了承した事実はありません」と連絡していることが5日、分かった。4日にオンラインで実施された福島、広田組の入団会見の質疑応答で、1部への参加についてリーグ側などから「了承をもらっているか」と問われた丸杉の杉山忠国社長は「そうです」と述べていた。

 国内最高峰のS/Jリーグ1部には昨季10チームが参加。福島、広田組の前所属「アメリカンベイプ岐阜」は4位に入った。「丸杉Bluvic」は、経営難に陥った「アメリカンベイプ岐阜」の全選手、スタッフ計16人を、同じ岐阜が拠点の丸杉が引き受けて発足。既に男女でリーグ2部に参戦している「丸杉」とは別活動の方針となっている。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、海外ツアーは8月末まで中断中。再開後は延期大会も組み込まれ、日程も詰まっている。フクヒロペアはリーグ参入が認められない場合、代表での海外遠征で実戦経験を重ねながら、出場“当確”の東京五輪へ調整することになる。 報知新聞社