高橋礼華引退へ 松友は続行、あす「タカマツ」会見

引用元:日刊スポーツ
高橋礼華引退へ 松友は続行、あす「タカマツ」会見

16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)で日本バドミントン界史上初の金メダルを獲得した女子ダブルスの高橋礼華(30=日本ユニシス)が、引退の意向を固めたことが分かった。ペアを組んでいた松友美佐紀(28)は現役を続行する。19日にオンラインで2人そろって会見を開く。

【写真】19年8月世界選手権 4強進出を逃した高橋、松友組

現在、タカマツペアの東京五輪選考レースポイントは6位ながら、福島、広田組、永原、松本組に次ぐ日本人3番手で、2枠の出場権を獲得するのは厳しい状況になっていた。関係者によると「(コロナ禍で)練習ができなくなり、試合もない状態だった。モチベーションを保つのが難しかったのかもしれないですね。詳しくは明日の会見で語ると思います」と話した。

日本ユニシスは6月からチーム練習を再開し、高橋も参加していた。コロナ対策のため、スタッフを最小限にし、タカマツペアはじめ、選手の人数や、練習内容も制限して行っていた。

◆高橋礼華(たかはし・あやか) 1990年(平2)4月19日、奈良県生まれ。聖ウルスラ学院英智中学ー高校。高校時代に松友とペアを組み、3年時インターハイ優勝。09年4月日本ユニシス入社。14年10月日本勢初の世界ランキング1位。同12月スーパーシリーズファイナルで日本勢初V。国際大会優勝25回。妹の沙也加はシングルス日本代表。三代目J Soul Brothersの大ファン。165センチ、右利き。