バドミントン・ナガマツ組、デンマーク出発 7カ月ぶり実戦へ松本「試合したかった」

バドミントン・ナガマツ組、デンマーク出発 7カ月ぶり実戦へ松本「試合したかった」

 バドミントンの日本代表が10日、約7カ月ぶりの国際大会となるデンマーク・オープン(13日開幕)に向け、成田空港から出発した。女子ダブルスで東京五輪出場を確実にしている永原和可那、松本麻佑組=北都銀行=は、3月の全英オープン以来の実戦に意気込んだ。

 デンマークでは新型コロナ感染が拡大しており、永原は「(出場を)最後まで迷った」と言うが、「感染対策をしっかりしてる」と出場を決意した。松本は「これだけ日本で練習した期間はない。試合がしたかった」とコロナ禍で募った思いを明かした。

 女子ダブルスでは16年リオ五輪金メダルの高橋礼華さんが8月に現役引退し、松友美佐紀とのペアを解消した。永原は「先輩たちの気持ちを引き継いでいけたら」と気を引き締める。松本は「2人のいる位置を目標にやりたい」と、大先輩に続く金メダル獲得を見据えていた。