ナガマツら6選手が渡欧 通常2人部屋の宿舎を個室に…13日からバドミントン国際大会再開

引用元:スポーツ報知
ナガマツら6選手が渡欧 通常2人部屋の宿舎を個室に…13日からバドミントン国際大会再開

 バドミントンの国際大会再開初戦となるデンマーク・オープン(13日開幕・オーデンセ)に臨む日本代表が10日、成田空港から渡欧した。海外遠征は今年3月の全英OP以来、7か月ぶり。コロナ禍を懸念する所属チームの判断などで遠征を見送る選手も多く、代表全23選手のうち、女子ダブルスの永原和可那(24)、松本麻佑(25)組=北都銀行=ら、6人のみ参加する。松本は「試合の雰囲気は、試合でしか味わえない」と参戦を決断した理由を明かした。

 21年東京五輪は出場確実。今大会の結果は世界ランキングポイントの加算対象となり、五輪シード順に影響する。金メダルへの“第一歩”を踏み出す永原は「次は自分たちが(リオ五輪金の)タカマツペアのようになりたい」と思いを込めた。

 今遠征では、通常2人部屋の宿舎を個室に。経由地も比較的感染が制御できているオランダを選び、予防に万全を期す。朴柱奉ヘッドコーチは「(参加は)難しい判断だった。来年に向け、国際大会の感覚を取り戻してほしい」と期待した。(細野 友司)報知新聞社