バッハ会長がリップサービス「東京に恋するだろう」

バッハ会長がリップサービス「東京に恋するだろう」

 来日中のトーマス・バッハ国際オリンピック委員会(IOC)会長は17日、東京・中央区の選手村や新宿区の国立競技場などを視察した。

 選手村にはノーネクタイのリラックスした姿で現れ、川淵三郎村長や上村春樹村長代行らの出迎えを受けた。選手代表でトライアスロンの上田藍や車いすバドミントンの里見紗李奈らには五輪マークのピンを手渡した。

 選手が大半の時間を過ごす居住棟とメインダイニングを約30分間視察。「素晴らしい施設だ。レインボーブリッジの夜景が目の前で、選手は東京に恋するだろう」とリップサービスも。

 新型コロナウイルスのワクチンについては「IOCとして要求はしないが、選手たちの健康のためであり、選手間や日本国民との連帯を示す。接種を受け入れてくれるよう希望する」とした。