バド桃田、右目付近の骨折発覚 「シャトルが二重に」

バド桃田、右目付近の骨折発覚 「シャトルが二重に」

 バドミントン日本代表で遠征先のマレーシアで交通事故に遭った桃田賢斗(NTT東日本)が右目付近を骨折していたと8日、所属先のNTT東日本が発表した。全治は3カ月で、出場を予定していた3月の全英オープンは欠場し、今後の大会復帰も白紙だという。

 桃田は3日から東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで始まった日本代表合宿に参加。関係者によると、4日にラケットを握った練習を始めた際に「シャトルが二重に見える」と桃田が不調を訴えた。5日に合宿を離れ、7日に精密検査を受けたところ、「右眼窩(がんか)底骨折」と診断されたという。

 8日に手術を受け、現在は入院中。日本代表の朴柱奉監督は「驚いています。今後に関しては手術後の経過を見て決めていくことになると思いますが、焦らず回復に専念してほしいと思います」とのコメントを発表した。 朝日新聞社