引用元:カナロコ by 神奈川新聞
横浜DeNAの斎藤俊介投手(26)は25日、横浜スタジアムで自主練習を行い、ブルペンで42球を投げた。球団広報を通じて「一日一日、自分を強くするというイメージを持って取り組んでいる。いいフォームを続けられる再現性を意識している」とコメントした。
昨季16試合に登板した3年目の右腕は、春季キャンプではラミレス監督からMVPに選ばれた。「目標の勝ちパターンで投げたい」。オープン戦4試合で計4回を無失点、3セーブと救援陣の一角へ結果を積み重ねた。
「今まで100パーセントで出せた球を、8割の力で投げられるようになった」。練習ではバドミントンのラケットを使うなど工夫も凝らしている。
昨オフから1人暮らしをはじめ、外出自粛前から自炊を楽しんでいたという。「甘い物が好きで誘惑に負けてしまう」。クッキーを焼いたり、イチゴのタルト作りにも挑戦したりしている。
「『地元のスーパーを歩けないよ』って言ってみたい」。ファンに囲まれることを夢見る背番号24は、開幕日まで成長することを心掛けている。 神奈川新聞社