引用元：スポーツ報知
一番は、この結果を桃田選手本人がどう受け止めるかだと思います。五輪が厳しい戦いになったことは間違いないし、楽観的に「大丈夫」とは言えない。ただ、それを何とかするのが桃田選手です。違法賭博問題のどん底からはい上がり、世界ランク１位に上り詰めた。他人が経験していないことを乗り越えてきた強さに期待します。諦めず、絶対に東京に出る、金メダルを取るという強い気持ちがあるかどうかでしょう。
【図解】桃田のケガ
確かにバドミントンにおいて、目は最も重要な部分。シャトルへの反応が遅れたり、集中力が無くなったりするものです。上を向いたり、首を振ったりすることも多い。シャトルが二重に見えるならば、めまいがしたりする可能性もあります。厳しい箇所を負傷したのは事実ですが、五輪出場が確実なことで、今ならギリギリ間に合うタイミングと言えます。
欠場期間は当初の想定より長くなりますが、技術面は心配していません。試合勘や、コート内でラリーを長く続けた時のスタミナが課題。ぶっつけ本番のような形になる五輪ですが、人一倍の強い精神力で必ず復活する選手だと信じています。（バルセロナ五輪代表） 報知新聞社
