「宮城に恩返し」　リオ五輪金メダル「タカマツペア」の高橋礼華さんが宮城県庁訪問

　「タカマツペア」として２０１６年リオデジャネイロ五輪のバドミントン女子ダブルスで金メダルを獲得し、今年８月に現役引退を表明した高橋礼華さん（３０）が２３日、宮城県庁を表敬訪問した。聖ウルスラ学院英智高（仙台市若林区）出身の高橋さんは村井嘉浩知事に引退を報告し、「今後は宮城県にも恩返しができるような活動をしたい」と決意を語った。

　高橋さんから報告を受けた村井知事は「（リオ五輪時の）金メダルの感激は今でも覚えている。まずは体を休めることを優先して、今後の活動に向けて頑張ってほしい」とねぎらった。

　高橋さんは今後について「スポーツの楽しさを伝える活動などさまざまなことにチャレンジしたい」と抱負を語った。