ナガマツ、フクヒロ止めた! 世界女王が初の日本タイトルに感極まる「やっと手にできた」

引用元:スポーツ報知
ナガマツ、フクヒロ止めた! 世界女王が初の日本タイトルに感極まる「やっと手にできた」

◆バドミントン 全日本総合選手権 最終日(1日、東京・駒沢体育館)

 女子ダブルス決勝で、18~19年世界選手権2連覇の永原和可那、松本麻佑(北都銀行)組が、2連覇中だった福島由紀、広田彩花(アメリカンベイプ岐阜)組に10―21、21―15、21―8で逆転勝ちし、初優勝を飾った。

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 2連覇した世界選手権決勝と同じ顔合わせ。第1ゲームはフクヒロの巧みなコンビネーションに攻撃を封じられたが、第2ゲーム以降は持ち味の強打で相手を押し込んだ。永原は「決勝にいったのも初めて。最初は緊張したけど、諦めずに自分たちの形を出せた」、松本も「今まで全日本総合で優勝が遠かったけど、やっと今日手にすることができた」と感極まった。

 東京五輪出場争いのポイントレースでは、日本勢2番手の3位。同1番手で首位のフクヒロ、同3番手で6位のタカマツと、来年4月末までデットヒートが続く。今月中旬のワールドツアーファイナル(11~15日、中国・広州)は世界選手権に次いで格付けが高く、レースポイントを上積みする絶好機。重要な一戦へ、最高の弾みをつけた。 報知新聞社