世界4位の山口茜3連覇ならず、準決勝で逆転負け

引用元:日刊スポーツ
世界4位の山口茜3連覇ならず、準決勝で逆転負け

<バドミントン:全日本総合選手権>◇第5日◇30日◇東京・駒沢体育館◇女子シングルス準決勝ほか

【写真】スマッシュを放つ山口

女子シングルス3連覇を目指した世界ランキング4位の山口茜(22=再春館製薬所)が1-2で同19位の大堀彩(23=トナミ運輸)に敗れ、準決勝で姿を消した。1ゲーム目を先取したが、逆転負けを喫した。

「1ゲーム目を取った後も大堀さんは慌てず、点を取りに来る感じでもなく、しっかりとラリーをしてきた。そこに付き合ってしまい、やられてしまった」と分析した。

痛めていた右ふくらはぎも回復し、スピード感はだいぶ戻ってきた。2ゲーム目16-19とした場面では、前後に振られながらも、飛び込んで落ち際のシャトルを何度も拾い、最後は大堀のミスを誘った。山口らしさが出たプレーに会場は沸いた。

日頃から心がけている、観客を楽しませるプレーについて「勝ち負けではなく1人の選手として、それはできたと思う。スピード感も戻ってきた。今後、SJリーグ、ツアーファイナルと前向きにやっていきたい」と語った。